最近またやたらと口コミ情報の必要性を訴えられます。特にインターネットサイト運営者からの必要性の訴えです。すでに多くの患者さんが定期的に来院されているところのクリニックでは口コミ口コミということは必要がないのでしょうが、それでも「重要です、必要です、まさにこれからのキーです」などなど、これっていったいどういうことなのか?
確かに口コミは知りたいひとつの情報です。でも情報でしかないことも現実です。実際、ほとんど良いことしか書かれていません。したがってその内容を持ってまさに優れているとは言い切れないのではないでしょうか?よく考えれば当たり前のことなのですが。いくつかの矯正治療に関する運営サイトがあります。業者さんによっては「単に情報を載せているだけで、内容までの責任は持てません」ということでしょう。治療に従事している私たちにとっては「なめられたものだ」という気持ちにもなってしまいます。しかし患者さんは賢明です。適切度の低い内容はいつか見放されることでしょう。それがいつかはわかりませんが期待しています。
専門家同士の口コミはとは異なり、患者さん同士の口コミは参考程度に捕らえておいたほうが得策かなと?