矯正歯科|子供・成人の矯正~保険の口蓋裂・顎変形症の矯正 小石川矯正歯科クリニック
文京区矯正歯科|小石川矯正歯科クリニック

小石川先生のひとことブログ

文京区小石川に開業している矯正歯科医が、矯正治療に関して徒然なるままに語る矯正歯科考察ブログ

スポーツ真っ盛りの夏、顎などを打ち何か変な感じ?

 夏休みに入り学生のスポーツ夏季大会などを含めスポーツは真っ盛りのようです。今日のテーマは「スポーツにおける顎顔面打撲時の注意」です。
 体がぶつかり合うようなスポーツ、例えばラグビー、サッカー、柔道、レスリングなど(コンタクトスポーツなどとも呼ばれていますが)で顔の中の特に顎などが激しくぶつかる(打撲のようなこと)と、その後なんとなく口の開け閉めに違和感(開きにくい、ちょっと痛いような気がする、音がし始めた)を感じることがあります。「まあーたいしたことはないかな?歯医者にいくのも面倒だし」と思いそのまま放置することも少なくないようです。が、活発な成長発育中の子供達にとっては、時として、その後の成人期に向けさらに顎の開け閉め(食事をするなどの行為ですが)に違和感が増えていくこともあるようです。加えて、なんとなく変だなと思っていても卒業後就職、体を休める間もなく仕事を覚え、変だ変だと思う時間が過ぎ30近くで歯科に来院、診てもらうと「顎の関節症」「かみ合わせの不都合さ」などの悪化した様子を指摘、よくあるストーリーです(調査した研究:「スポーツと咬合機能異常の関連について」のデータの中から)。
 全てのコンタクトスポーツをしている方々がこのように「何か変?」という状況になるわけではありませんが、顎を強く打ち顎の開け閉め(食事中の顎の開け閉めなど)に何か違和感を覚えたらとりあえず歯科の先生に診てもらうようにすることは必要かな?とも思われます。スポーツとして「ホットドッグの早食い」を考えるとチャンピオンの顎関節症?も顎の部位への強すぎる力の加わり過ぎかな?とも思われるのですがどうでしょう。すべって転んで顎を打った時も「要注意」ーーーかな?

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