仕事をはじめる2時間前、ファミリーレストランに立ち寄り一日の仕事のシュミレーションや今抱えている依頼事項などを整理します。まあー日課のようなものです。先週新しいウエイトレスが矯正装置をつけお客さんに接していました。仕事柄どの先生が治療してるのかなー?前歯は金属の装置でストレートワイヤーテクニックではないし、など思いが走りました。次の日の早朝も勤めていました。「すみません、どこの矯正クリニックで治療をなさっているのですか?」と思わず聞きたい衝動に駆られたのですが、止めました。聞くだけで失礼に当たるし、聞いたからどう?ってことになりかねません。あまり意味のない会話は特に大人は避けた方がと思ったからです。年齢的に大学生のようですしアルバイトで治療費の一部にしているのだろか、それであればそれで現実を生きている子だなあ、と勝手に思ってしまいました。
歯科矯正治療は安価の範囲から高額な範囲までバラツキが見られます。この状況は今後も基本的には代わらないと思います。もし変化があるとすれば矯正専門医が多く育ち、適切な仕事をしはじめたら、ということです。あまりに高額な治療費のところには患者さんは行きにくくなります。物事には適切なこと、もの、という状況があります。この状況に早く近づき、多くの矯正治療対象者や希望される方が不安の少ない状況で治療を受けれればと思います。
ちなみにこの子今日は顎間ゴム(口の中にかける小さなゴム)をかけ、少ししゃべりずらそうでした。他の先生がしているにもかかわらず思わず心でエール「がんば!」
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