今やセカンドオピニオンという言葉は社会に定着しています。要は他の先生の意見も聞いてみようというわけです。治療開始前の状況から、治療中の疑問、終了後の質問などなど矯正歯科治療に関する問い合わせは少なくありません。電話や来院されての相談は私のところだけでも年間十数件になりますから全国では数千件になろうかろ思われます。質問は、「歯を抜く、抜かない」「新技術に対する質問」「治療費」「先生との相性のチェック」など様々です。治療に関する実質的なアドバイスは矯正治療の専門医であればだいたい同じようですが、なぜセカンドオピニオンか?となるとやはり「先生の見極めと費用・支払い方法」などのようです。前回のブログの中で書きましたようにこの2点は制御しようのない要因ですから患者さんの自己責任における選択となります。
ドクターショッピングにならないように2~3軒を目安に意見や質問を求めると、なんとなく「このクリニックで歯科矯正治療をしようかな」というようなきもちになってくるものでもす。それでも決められなければ1~2週間忘れて、再度歯科矯正治療をする、しない、どこで、と自問すればおのずと方向性は出てくるものと考えられます(患者さんとの相談時の経験から)。では。